【勝てない人必見】FXにおけるシナリオの組み立て方とポジションの取り方

こんな方向けの記事です

「値動きに振り回されてしまう」
「シナリオの立て方がわからない」
「ポジションの取り方がわからない」

FX初心者~中級者にとって、「チャートの読み方」と「シナリオの立て方」と「ポジションの取り方」ってすごい悩むことですよね。

ナヤミくん

FX取引には慣れてきたけど、上手く利益が伸ばせないし値動きに振り回されてしまう、、、ポジションを取ったら逆行するし、どうしたらいいのーー

テキストに書いてある「三尊天井」や「ダブルトップ」や「ペナント」などは、テキスト通りに解釈すると100%負けます!

今回の記事は、チャートリーディングにおいてかなり重要なことを書いておりますので、ぜひ最後まで読んでください。

特にFXで値動きに振り回されている人は、この記事を読むことで劇的にチャートの見方が変わると思います。

なので今回は、「チャートの読み方」「シナリオの作り方」「ポジションの取り方」の3つを解説していきます。

目次

はじめに

まずは、前提知識として「プライスアクション」についてお話します。

プライスアクションとは、ずばり「値動き」のことです。

詳しい話はここでは割愛しますが、FXの本なんかに書いてある知識があれば読み進めて大丈夫です。FXの知識がない方はまずはこの本を読めばある程度分かります。

→一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版

僕の記事でもプライスアクションについてまとめてます。

ローソク足を見るときに僕が一番気を付けていることは「始値」「終値」です。

要は実体部分です。

下の画像を見てください。

これは15分足に日足を重ねたものになるんですが、日足の実体部分が3点以上意識されている箇所に赤いラインを引いています。

このような箇所(レンジ内)で下位足のプライスアクションでエントリーするのが鉄板となります。

ナヤミくん

なんで3点なの??もっと意識されているほうがいいんじゃない??

三尊や逆三尊を含めた多数のチャートパターンは3という数字が肝となります。N波動なんかも3派から構成されていますよね。

例えば下記の画像は5分足で逆三尊で底を作ったケース

3点そこを作ってから上昇してますよね。ここにチャネルラインを引いてあげるとエントリー箇所がさらに絞れます。

チャネルラインに関しては3点目を付けた段階でチャネルラインを引けます。ここでは、安値③を付けて上昇に転じたので、安値①と安値③、②を結んだ下降チャネルラインです。

このチャネルで安値①に水平線を引いたのち、「リバーサルロー」を付けて反転していますね。(下記画像赤丸部のローソク足)

リバーサルハイ」「リバーサルロー」は特に重要ですので押さえておきましょう。

これを上位足に照らして上位足の流れに沿って、下位足のチャートパターンとプライスアクションを待つのが、今回のお話の前提条件です。

ですので話を戻すと、最初の画像は大きい流れが下落なので、赤ライン周辺で下位足で下落のチャートパターンとプライスアクションを待つということになります。なぜ赤ラインが重要かは後程解説します。

例)
日  足→上昇↑
4時間足→上昇↑
1時間足→上昇↑
15分足→下落↓

こういった流れの時に15分足以下でチャートパターンやプライスアクションが出た場合にエントリーです。

補足

よく「三尊否定」とか聞きますが、厳密には否定ですらないんですよね。上昇相場の天井圏で三尊天井が出たからとショートする人がいますが逆です。押し目にダブルボトムや逆三尊作るんです。

下記画像はダブルトップを期待する人が多かったと思います。(ドル円1時間足チャート)

これをダブルトップ否定と言うということですね。

下記画像を見てください。

完全に逆三尊ですね。こういった押し目、戻り目でチャートパターンを使うんです。

天底当てたいなら、日足以上の強靭なサポート、レジスタンスラインを探す必要があります。

チャートの読み方

さて、プライスアクションについて今までお話したので、そこからどうやってチャートを読んでいくかを解説していきます。

先ほどの画像をもとに解説してみましょう。

ここで見るのは青○の箇所です。

まず日足、4時間足共に下落トレンドの中となります。ですので仕掛けるのは下位足でも下目線となりますね。(レンジとも読めるので、レンジ上限なのでその根拠としても下目線です。)

日足レベルの赤ライン箇所で2段のレンジを形成しているのがわかます。

この青ボックスと赤ボックスは同じ大きさ(同じ値幅になります)です。半値というのは意識されやすいんだなー程度の理解で結構です。

こういうのを値幅観測論とか言いますが、これは別の機会にお話しすることにします。

話を戻して、ここでは下記の青○部を例に解説します。

これを拡大すると

青○部でネックライン割れでエントリーです。

ナヤミくん

でも青○部分で押し目になって上昇していく可能性もあるよね、、、

つまり、そこが損切ラインになりますね!

仮にここを上に抜けちゃったよってときは、自分の描いたシナリオから外れるわけですので、損切ラインは必然的に決まってきます。そもそもここでさらに上昇となると、直近日足ローソク足を包む大陽線が出現となります。下落トレンド中なので可能性的には低いですね。

問題は利確ラインです。僕はこういうときは前回の日足の始値、終値を基準に利確ラインを決定します。

このようにローソク実体を軸に考える感じです。これよりさらに下落する可能性もありますが、あくまで可能性です。固いのは直近に付けた価格です。

ローソク足1本1本で相場を見ていくことも大事ですが、あくまで流れを重要視しましょう。

ここでは後付けのような解説になってしまうので、Twitterで直近の分析等は発信するので良ければフォローよろしくお願いします。

トレンドがどっちに出ているかの詳しい定義については下記の記事にて解説しております。

シナリオの立て方

シナリオの立て方に関しては先ほどの「チャートの読み方」を読めばある程度分かると思います。

つまり、こうなったらこういうチャートパターンになるなというのを組み立てるということです。

例えば、

シナリオ①
神もが見捨てるトレンド大逆行無慈悲なカチ上げパターン。これはそもそも上位足が下目線なので上昇したとしても、トレンドが変わるまではロングは基本的に×。仮にぶち上げてそれを取ったところで再現性なし。

シナリオ②
トリプルトップのネック割れパターン。これはネックラインを割れたらエントリーできますね。

シナリオ③
超王道三尊天井パターン。3つ目の高値を折り返して下落したので、シナリオ②を想定しつつ仮に上昇した場合は三尊の形になる+ネックライン割れまで待ち。

こういった形でシナリオを立てれる場合に、そのシナリオに沿った流れが来たらエントリーってことです。

もう一つ例を見てみましょう。

三尊天井確認後の値動きですね。ネック割れたのちここでは水平線ではなく、チャネルラインが意識される場面です。

シナリオ①
神もが見捨てるトレンド大逆行無慈悲なカチ上げパターン。これは先ほどとは違い安値、高値が切りあがっているので想定できるパターン。チャネルラインを抜けるかどうかが判断基準。

シナリオ②
チャネルラインに回帰パターン。これは高値を切り下げた時点でネックライン割れを待つパターンです。

もしシナリオを否定する動きがあるなら損切です。ストップはそこにおきましょう。

あくまで大きい流れに沿ったシナリオを考えるようにしましょう。

ポジションの立て方

最後にポジションの立て方について解説します。

要は「どこで売買ボタンを押すか」ということですね。

僕は15分足などでネックラインが割れたかどうかを判断するときは1分足でロールリバーサルしてるかどうかに着目します。

画像は1分足に15分足を重ねて表示させています。

1分足で小さなロールリバーサルが起きているのがわかりますか??このような箇所でポジションを取るようにしています。抜け判断もこのロールリバーサルの発生を根拠に行うことが多いです。

ほかにもリバーサルハイなどを根拠にすることもあります。

こういうところで、上位足の実体部分を背にポジションを立てるということです。

大きい値動きがあった際は、それなりのリバウンドがあるときもあるので、値動きに注意するようにしましょう。

まとめ

これまでの内容をまとめると、「大きい流れに沿ったトレードをする」ということが言えます。

これは、イベント会場なんか想定するとわかりやすいですが

嵐のコンサートの入場時間に大人数がコンサート会場へ向かう中、反対に向かって歩こうとすると、上手く前に進めないどころか、コンサート会場へ向かう流れに巻き込まれます。(トレンド逆行)

みんなが向かってる方面に横入りしたら、嫌な目で見られますが、会場まではスムーズに行けます。そういう横入りできる場所でうまく立ち回るのでFXです。

一番大事なことは、「大きい流れの中の小さいポイントを見つける」ことです。

それが今回はローソク足の実体を意識したり、水平線やトレンドラインだったりするわけです。ほかにもテクニカル指標はたくさんありますが、わかりやすいのを使ってください。

この記事を読んで少しでも皆様のトレードにお役に立てれば幸いです。

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注意事項

このブログは管理人の相場に対する見解を解説しているものです。
決して投資勧誘を促すものではありません。
投資を行う際は、それに関わるリスクを十分に考慮の上、投資の運用は自己判断・自己責任の上行ってください。

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